「なんだか疲れた」転職が脳裏をかすめたら
新型コロナウイルス感染症が5類に移行した2023年5月。
医療従事者を取り巻く環境は、大きく変化しました。
あれだけ「感染対策」「感染対策」と、神経質になっていた日々。
外出や飲み会、帰省さえも制限されていた3年間から解放された医療従事者も多いでしょう。
そんな中「なんだか疲れた」と感じ、転職が脳裏をかすめる医療従事者が増えています。
本記事は医療従事者の燃え尽き症候群、医師の転職について解説します。
増える「燃え尽き症候群」の医療従事者
最近増えているのが「燃え尽き症候群」に陥ってしまう人たちです。
「燃え尽き症候群」とは、心身の極度の疲労により意欲がなくなってしまい、社会生活に適応できなくなってしまう状態をさします。
別名「バーンアウト(シンドローム)」。
燃え尽き症候群の人には次のような症状が現れます。
消耗したという感覚 仕事に対する否定的な感情 職務上の課題を達成できるという感覚の低下 |
引用:燃え尽き症候群について 独協医科大学
http://dept.dokkyomed.ac.jp/dep-m/psy/covid19/c-00.html
通常業務に加えて、過度の緊張を強いられた新型コロナウイルス感染症対策。
その心身の疲労がピークに達したとき、多くの人が燃え尽き症候群になってしまうのです。
アメリカでは医師の5人に3人が燃え尽き症候群
医療従事者の燃え尽き症候群は、コロナウイルス感染症の流行前から存在していました。
しかし、その頻度や重症度は新型コロナウイルス感染症のパンデミック後、悪化しているのです。
2021年のアメリカのメイヨークリニックの報告では、医師の5人に3人が燃え尽き症候群の症状が1つでもあると回答しています。
「なんだか疲れた」
もしあなたが日々感じるようになってしまったら、今の仕事から離れてみるのもよいかもしれません。
働く時間や環境、人間関係が変わると心身のストレスを緩和できます。
長い人生、ご自身を大切にしてみませんか?
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筆者 小田あかり
都内総合病院勤務の現役看護師ライター。
モットーは看護師の視点から医療の「正しい知識」を「わかりやすく届ける」 。